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医師の転職では医師転職サイトのエージェントに条件交渉を依頼すべき

常勤や非常勤の医師の転職では医師転職サイトのエージェントに条件交渉を依頼すべき
転職をする際に、「前の職場より年収を高くしたい!」「前より休みが欲しい」などと考えるのはみんな同じでしょう。 

しかし自分で交渉する場合、間違ってしまうと年収アップなどが出来ないどころか、採用自体されなくなるというリスクもあります。  

そのため転職に伴う賃金や条件に関する交渉に対して、交渉を代行してくれる医師転職サイトのエージェントは医師の心強い味方となります。 

今回は医師転職サイトのエージェントを活用して、年収アップなど自分の希望に沿った交渉を成功させることについて考察しようと思います。 

これを読むことにより、今日から使える条件交渉をするための転職エージェントの活用方法が分かり、一歩転職の成功に近づくことでしょう。 

医療機関との個人交渉が苦手な医師は多い

医師は転職での交渉経験自体がそもそも少ない

皆さんは今までに個人交渉というものをしたことがありますでしょうか? 

おそらくですが、医局などに所属したりしている場合、医師個人が医療機関と交渉するというタイミングはなかなかありません。 

外勤先とちょこっと交渉できるかどうかですが、学年が低いうちはそれも叶わないでしょう。 

そのため、「俺はめちゃくちゃ得意だ」という医師を今まであまりみたことがありません。 

それはあくまで今は組織に所属しているという強みがあり、組織が給与交渉してくれたり、あるいは賃金の保障をしてくれる環境に身を置いているからだと考えます。

逆に医局に所属していて、裏で医療機関と給与交渉なんてしたもんなら、先輩医師から怒られる羽目になります。

うちの後輩で数人目撃しました 笑

転職に関する交渉の失敗リスクは大きい

実際に転職に関する交渉が苦手にも関わらず、無理をして個人的に交渉をしてしまうことも可能ですが、そもそもそのような医師は交渉自体のスキルもあまりありません。

そのため妙に偉そうに出てしまったり、謎の自信を全面に押し出して交渉してしまったりして、交渉を失敗してしまうことも少なくありません。

非常に恥ずかしい話ではありますが、昔の僕はまさにこのような失敗をしました。

交渉を失敗すると、自分の希望する条件を飲んでもらえないばかりではなく、下手すると採用すらしてもらえないというリスクを抱えることになります。

かといって内定が欲しいからと、自分の希望を押し殺して控えめにことを運ぶと、結局あとで苦しくなるのは自分だけなのです。

内定を取るという目的から考えれば確かに成功かもしれませんが、自分の希望にそぐわない医療機関での勤務を強いられるというのは実質失敗みたいなものでしょう。

交渉が苦手な医師はエージェントに依頼すべき

医師転職サイトのエージェントは交渉経験が豊富

医療機関と個人交渉すると交渉自体を失敗してしまったり、医療機関に騙されてしまったりすることがあります。

実際に僕も一度給与に関して個人交渉でトラブルになって、嫌な思いをしたことがあります。

一度考えていただきたいのですが、転職を考える医師と医療機関はどちらの方が転職に関する交渉に慣れていると思いますか?

どう考えても医療機関ですよね、そもそもの面談の数が違います。

ましてや転職希望の医師と採用する側の医療機関では、基本的に最終的な選択権は雇用主にあるため、どうしても採用する側の方が上の立場になりがちです。

また転職の場合、個人交渉で何かあった時に転職希望者の自分のことを守ってくれる人は誰もいません。

必然的に医師側が萎縮してしまうこととなり、自分の希望条件や要求などをうまく伝えられずに終わってしまう場合が少なくないのです。

一方、医師転職サイトのエージェントは交渉が仕事の一環であり、医師と比較しても圧倒的に多くの転職に関する交渉の経験を持っていることでしょう。

我々は採用してもらうために書類や面接の準備に専念しておき、医療機関の求人に対する申し込みや年収や待遇などの交渉等の作業を医師転職サイトのエージェントに任せておくことというのは、転職エージェントの上手な使い方の一つでしょう。

医師転職サイトのエージェントに交渉依頼するメリット

医師が個人交渉をせずに医師転職サイトのエージェントにあらゆる交渉を委託するメリットは3つあります。

  • その医療機関ごとの過去データから交渉可能な条件幅を把握している
  • 医師を転職市場や採用動向など客観的な視点から推薦してくれる
  • 医師よりエージェントの方が医療機関と対等に交渉できる可能性がある

では順番に解説してみましょう。

その医療機関ごとの過去データから交渉可能な条件幅を把握している

医師転職サイトの最大の強みは「現在までに蓄積された医療機関に関するデータを持っている」ということです。

これはもちろん各医師転職会社ごとに独自に集めている情報となり、その情報量は医師が想像する以上となっています。

この情報の中には各医療機関ごとの過去の採用実績や提示可能金額や条件などの項目もあるため、ある程度相手の反応を予測した上で交渉することができるのです。

また過去の事例などを比較に出して交渉することも可能となっております。

例えば医師が「これはちょっと年収の希望としては大きく出過ぎたかな?」なんて思いながらビクビク交渉していることありますよね?

しかし医師転職会社は以下この交渉データもあり、「過去にはもっと高額で契約した事例もあり、まだ余裕がある」などと判断することが可能であり、その場合は堂々と交渉ができるというわけです。

医師を転職市場や採用動向など客観的な視点から推薦してくれる

医師転職サイトのエージェントが評価や交渉するのは医療機関だけではなく、転職を希望する医師もその対象に含まれます。

医師としての自分の市場価値というのはなかなか自分自身での判断は難しく、過大あるいは過小評価になりがちです。

適正な評価を下し、今までの転職における膨大なデータから、この医師にとっての妥当なラインというものもある程度把握しているのではないでしょうか。

そこを把握した上でギリギリの推薦を行ってくれるというのは、非常にありがたいですよね。

そもそも自分でガンガン推薦してくる医師って、ちょっとキャラが濃そうで敬遠されがちです 笑

医師よりエージェントの方が医療機関と対等に交渉できる可能性がある

「医師転職サイトのエージェントは交渉経験が豊富」の項でも軽く触れましたが、転職希望の医師と採用する側の医療機関では、基本的に最終的な選択権は雇用主にあるため、どうしても採用する側の方が上の立場になりがちです。

しかし医師転職サイトのエージェントは医療機関に雇用されているわけではなく、むしろ記事を掲載している側であるため医師よりも立場が強くなります。

しかしめちゃくちゃ強いというわけではなく、もしも医療機関ともめてしまった場合に契約が制約した時の報酬が発生しなくなるため、そこまで強くも出ません。

ちょうどいい塩梅の立場で医療機関と交渉を行ってくれる立場なので、医師が個人交渉するよりもパワーバランスが保たれています。

医師転職サイトが年収など条件交渉するメリットは?

そもそも医師転職サイトは無料なのか?

医師転職サイトに登録すると専任のエージェントが自分のサポートについてくれ、非公開を含む医師求人の紹介、履歴書や職務経歴書の作成補助・添削、キャリアに関する相談など転職活動全般に役立つサポートを提供してくれます。

これらのサービスに対して、医師は登録料などは取られません。

では医師転職サイトは掲載料を医療機関からとって稼いでいるだけなのでしょうか?
そんなことはなく、我々医師が医療機関と契約した場合、医師の年収の約20%程度を医療機関から報酬としてもらう形になっています。

あれ、それってもしかして医師は医師転職サイトに20%分持ってかれて損してるんじゃない?と思う方もいるでしょう。

しかしよく考えてください。

医師転職サイトを介さないことによって医師の年収の20%分の報酬額が浮いたとしても、医療機関側が医師にその20%を還元する意味なんて全くありません。

得するのは医療機関側であって、よほどツテなどをうまく使った場合以外もともと手に入らないお金なので、そこを勘違いして医師転職サイトを敬遠してしまうというのはかなり勿体無い話だと思います。

医師の年収が上がれば医師転職サイトも利益がある

前章の「転職エージェント側にも年収アップなど条件交渉するメリットがある」で、我々医師が医療機関と契約した場合、医師の年収の約20%程度を医療機関から報酬としてもらう形になっていることについて触れました。

つまり医療機関との交渉であなたの年収が高くなればなるほど、医師転職サイトが医療機関から受け取る成果報酬金額も高くなります。

また医師転職サイトのエージェントは歩合制の場合とそうでない場合があり、これは医師転職会社によって違うので詳細はわかりませんが、歩合制の会社に所属しているエージェントの場合エージェント個人としても年収交渉することにメリットが出てくるのです。

そのためエージェントは医療機関から採用を勝ち取らなければなりませんので、ギリギリの金額で交渉してくれることでしょう。

さらに今回の年収交渉が成功すると、今回のデータも医師転職サイト側の各医療機関データベースに今回の交渉のデータも追加されることとなります。

このデータは今後医療機関と別の医師とが交渉する際に、今回の交渉のデータを基準に交渉を進めることができるようになります。

最終的には医師と医師転職サイト、転職エージェントの双方にメリットがある話なのです。

医師が医療機関と条件の交渉するタイミングは3回

実際に金額や待遇などの希望条件について、医師が医療機関と交渉できるタイミングはおそらく3回程度となるでしょう。

順に解説していきましょう。

医師の求人案件に応募する時

エージェントが持ってきた求人案件に対して応募をする際に、まずエージェントに医療機関と交渉してもらいます。

この時点では医師が医療機関と直接連絡を取り合うことがないため、医師転職会社のエージェントやってもらうしか術がないのです。

特に医療機関が求人案件として提示している内容に幅を持たせている時に、交渉を行うことが多くなっています。

例えば「週3〜5日勤務」や「年収1200〜1500万円」などと書いてある場合にはまず交渉しておいた方が良いでしょう。

また、この時点で絶対に譲れない条件がある場合は、専任のエージェントを通して必ず医療機関側に伝えてもらうようにしましょう。

面接や契約まで話が進んでから交渉し始めて、もしも交渉が決裂してしまった場合の時間のロスは少々勿体無く感じます。

医療機関との面接の時

面接の時の注意ですが、基本的に交渉についてはエージェント経由で行う方が良いでしょう。

こちらから年収や待遇に関する質問や希望を、ガツガツ伝えることはしないほうが得策です。

たまに最初からフルスロットルで希望を伝えまくる人がいますが、主張が強い人は基本的にあまり好かれません 笑

しかし面接では採用決定権を持つ人物が担当もしくは同席する場合が多く、希望給与などの条件についての確認をしてくることもたまにあります。

この場合は、エージェントに事前に希望として伝えた条件と異なる条件を伝えることは避けましょう。

素直に回答しておいた方が、トラブルもなく交渉できることでしょう。

面接から採用可否の返答まで

この期間が、希望条件に関して交渉可能な最後のフェーズとなります。

基本的には面接が終わった直後ないしは数日以内くらいで、エージェントを通して最後の希望を伝えることとなります。

面接で伝え忘れたことや、なかなか上手く伝えきれなかったことなどを、エージェントから医療機関へ最後にアピールしてもらうことも可能です。

採用に関しては、その場で決定されることは基本的にあまりなく、面接での評価を採用担当者同士で相談したり、他の候補の医師との比較により最終的な合否を決定してますので、少しは猶予があることが多いです。

この段階で交渉できなかったことは、基本的に次回契約更新時くらいまでは交渉できないことを覚悟した方が良いでしょう。

最終的にエージェントや医療機関から希望条件について確認された場合には、「この条件であれば即内定を承諾します」という条件を伝えましょう。

この段階からダラダラ交渉することはあまり望ましくありません。

基本的にはこれ以降は、交渉をするというよりかは契約に関して最終的な確認をするという意味合いの方が強くなってきます。 

医療機関との交渉で知っておきたいテクニック

まず交渉をするための前提条件なのですが、そもそも選考段階であなたが医療機関から高い評価を受けていることが非常に重要となります。

なぜならあなたのことを採用したいと医療機関側が考えていなければ、そもそもこちらの希望を交渉する余地すらないからです 笑

あくまでもこの条件が成り立っていると仮定した上で、採用担当者が「分かりました、そちらの希望について検討します」と納得するように話を進めるための交渉テクニックを考えてみましょう。

面接の段階で将来的な仕事の広がりをイメージさせておく

面接の段階で将来的にこの医療機関でどのように仕事をしていくのかというイメージを面接官に伝えることは採用につながる可能性をあげてくれることでしょう。

基本的に雇用する側は、新しく雇用した医師がすぐに辞めてしまうと再び新しく医師を探さなければならなくなるため、長期間働きたいという希望を持つ医師を好みます。

そのような長期で働きたいということを示唆するような、将来的な仕事のイメージを話すことにより、前向きに評価してもらうことが可能でしょう。

面接官に将来性をイメージさせるようなことを伝えるためには、自分ができる医療や将来的にやりたい医療についてできるだけ具体的に話すことでしょう。

ただし話す内容は医療機関の方針と方向性が一致している必要があります。

例えば急性期病院での面接で、訪問診療に対する熱い思いを語ってもあまり通じないですよね 笑

この時に喋る内容としては、医療機関のホームページなどで理念や、推している医療の内容などをあらかじめ知っておくことが大切でしょう。

その情報を自分の今後の展望と混ぜて話をしてみると良いでしょう。

医療機関との交渉を交渉の材料にする

転職を希望する医師のだいたいは、他の医療機関とも並列して交渉をしていることが多くみられます。

その交渉の内容を軽く情報として出すことで、交渉を有利に進めようという手法になります。

医療機関との交渉について伝えた場合、医療機関の採用担当者に与えることがであろう効果は2つあります。

  • 他院の求人案件を断ってでもここで働きたいという意欲を伝えることができる
  • 医師を獲得できないという機会損失を求人担当者に意識させることができる

というものです。

あくまで他医療機関と並行して交渉している状況が前提条件ではありますが、条件交渉においてこの手法は効果的です。

ただし嘘の交渉を語ったり、変に上から目線で交渉に挑んでしまわないようにしましょう。

医療機関と交渉をするうえで避けるべきこと

今までの雇用先との契約についての話で嘘をつくこと

例えば給与や休暇、福利厚生手当や勤務内容などなど、前の勤務先に関係する話題というものはつきません。

これを正確に把握することにより、新しい契約の条件を再評価することができるという訳なのです。

つまりこれらの情報で虚偽を伝えることは、医師転職サイトのエージェントに対しても医療機関の採用担当者に対しても絶対にやってはなりません。

もしもばれてしまった場合は、虚偽の申告に対して信頼関係が崩れることとなり、医療機関から採用されないことや、転職支援のサービスを受けられなくな流可能性がありますので注意しましょう。

最低希望給与を医療機関側に伝えること

例えば転職には「最低でも年収1200万円は欲しい、でも希望は1500万円である」という場合に、医療機関の採用者に馬鹿正直にそのことを伝えてしまうのはやめましょう。

なぜかというと、医療機関側は人件費というコストをできるだけ抑えたいと考えているため、希望給与額よりも低く設定された最低希望給与額を伝えてしまうと、最低希望給与額を提示される可能性が高くなるからです。

基本的に希望給与額と最低希望給与額を確認されることはあまりありませんが、もしも確認された場合は希望給与額が最低希望給与額であるというように回答するようにしましょう。

転職に関する希望条件を聞かれた際に「なんでもよい」と伝える

エージェントや採用担当者に「希望の条件などは何かありますか」などと聞かれることはよくあります。

その時に自分の印象を良く見せようとして「なんでも大丈夫です」と器の大きい発言をする方がいますが、絶対にオススメしません。

理由は2つあります。

エージェントや採用担当者はこちらの希望の条件から求人案件を探したり条件を狭めたりする場合もあります。

こちらが希望を伝えないことにより、エージェントや採用担当者も対処に困るというのが1つ目の理由になります。

また、こちらが相手を気遣ったつもりで希望を伝えなかったとしても、相手はその思惑を知りません。

普通に自分の希望より低い条件の求人案件や契約を迫られることになります。

それで結局契約まで至らないのならば、医師もエージェントも医療機関も誰も特をすることがない無駄な時間を費やすことになるのです。

希望について聞かれた時は、妥当〜やや強めな希望条件を具体的に伝えるようにしましょう。

医療機関が採用決定を通知したのちに交渉すること

医療機関からあなたを採用しますと連絡が来たのちに、やっぱりもう少し条件をあげて欲しい!と再交渉を試みる人がいますが、基本的にはタブーです。

医療機関側は給与や休日など事前に伝えられた希望条件との調整、他の医師との兼ね合い、決定権者の承認などなど様々なプロセスを経て、医師の採用の可否を決定しています。

そのためこのフェーズで交渉されるのは、一度白紙に戻して考えるほどのことなのです。

この段階で再度条件交渉する場合は、入職する意欲や熱意をしっかりと伝えながら交渉しなければならないのですが、最悪内定取り消しされるくらいの覚悟を持って挑む必要があるでしょう。

医師の転職ではエージェントに条件交渉を依頼すべきまとめ

医師が転職する際にエージェントを利用して条件の交渉を行うべき理由などについて考察しました。

実際にエージェントを利用して年収をアップを実現する人はかなり多くなっています。

医師転職会社のエージェントを上手く活用していくことで、自分の力で熱意を伝えることができる以外に、エージェントにも更に推薦してもらえることになり、交渉をさらに有利に進めることができるでしょう。

交渉を成功させるためにも、書類の十分な作りこみと入念な面接対策しておき、高い評価をゲットできるようにしましょう。

交渉に関しては常勤希望の場合でも非常勤希望の場合でも基本的には同じです。

常勤医として転職したい場合

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