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【体験談】フリーランスの生活を筆者おるとの1週間の勤務から考察する

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【体験談】フリーランスの生活のリズムを筆者おるとの1週間の勤務から考察する!どんな生活しているの?休みは?

フリーランスという働き方は極めて自由度の高い働き方となっています。

では実際にフリーランスになった場合、どういう生活や勤務をするのか想像がつきますか?

フリーランスの生活のビジョンが明確に見えた方が、実際に退職したりフリーランスを目指したりなどの行動も起こしやすいかと思います。

今回の記事では、僕の1週間の勤務を一例として、仕事のスケジュールをどのように組んだのかを一緒にみていきましょう!

フリーランスの医師の働き方は?

フリーランス医師は自由に仕事を組むことができる

フリーランスの医師の最大の魅力は、勤務を好きなように組めるということではないかと考えます。

勤務医の場合は基本的に日曜と祝日が休みで、場合によっては土曜日が半休か全休があり、プラス1日平日に研究日があったりなかったり...という勤務形態のことがほとんどではないでしょうか?

一方でフリーランスの場合、定期非常勤を結ばない日は基本的に休みとなるので、自分の好きな曜日を空けたり、あるいは好きな日数を休みに設定するということが可能となります。

自分が必要な給与額と休暇のバランスを考えて、勤務スケジュールを組むというのはなかなか楽しいものですね!

半休や当直、スポットバイトでさらに変化をつける

フリーランスの医師は定期非常勤のアルバイトやスポットバイトを組み合わせて、週間や月間のスケジュールを組み立てて生活しています。

しかしフリーランスの場合、勤務医の時のように毎日午前、午後と働く必要はありません。

例えば午前中だけバイトを入れて午後から日当直に出向いたり、1日休んで夜から当直を入れたりなどなど、普通に勤務医として働いていては組めないようなスケジュールも自由自在です。

自分のQOLなどを考えて、効率を求めたりやりがいを求めたり、自分の求めるものを達成できるようにしっかり考えてみましょう。

ただ変わった求人、特に午後のみなんていう求人は比較的絶対数が少なくなっておりますので、いい求人案件をもしも見つけることがあったら、すぐ抑えるようにしましょうね。

フリーランス医師おるとの1週間の勤務表

フリーランス1年目の勤務スケジュール

月曜日    総合病院A    外来

火曜日   クリニックB 外来

水曜日  AM クリニックC 外来

     PM クリニックD 外来

木曜日   クリニックE 外来

金曜日   クリニックE 外来

土曜日  AM    クリニックC 外来   月1回

      地方総合病院F 日当直  月1回

計 週5勤務+月1外来+月1日当直

フリーランス2年目の勤務スケジュール

月曜日    総合病院A    外来

火曜日   クリニックB 外来

水曜日      クリニックC 外来

木曜日   休み

金曜日  AM    クリニックG 外来

土曜日  AM    クリニックC 外来   月1〜3回

      地方総合病院F 当直  気が向いた時

計 週3.75勤務+月1日当直

 フリーランス1年目と2年目以降の勤務変更点

2年目に移行するにあたり何が変わったかというと

  • AMとPMで別の医療機関で勤務することを辞めた
  • 木曜日という平日のど真ん中に休みができた
  • 金、土はAMのみの勤務になった

あたりが変更点となります。

これにより生活にかなりゆとりができる形になりました。

収入は多少減少しましたが、休日が増えたことの方がメリットは大きいと考えています。

それでは順に、変化点について考察をしていきます。

AMとPMで別の医療機関で勤務することを辞めた

当たり前のことなのですが、医療機関で勤務するにあたっての移動時間や回数というものは、少ないに越したことはありません。

水曜のAMとPMの勤務先は実際には1時間もかからない場所ではあったのですが、最短でいくためにはなんと4回も乗り換える必要がありました 笑

途中からは時間はかかるものの乗り換えが一回で済む経路を選択していましたが、それでもめんどくささは拭えませんでした。

水曜日AMのクリニックCはそもそも午前しか整形外科外来がなかったため、今回契約更新で午前午後にしてもらうように交渉しました。

交渉は難航しましたが、熱意と実績を提示することによりなんとか枠を広げていただくことができました。

木曜日という平日のど真ん中に休みができた

ここは本来は勤務を入れていましたが、中途半端な時期に「常勤の医師を雇うことになったので、退職してほしいと」宣告され、結果として穴が空きました。

仕事を入れるか休みにするか迷いましたが、あえて仕事を入れないこととしました。

理由としては

  • 収入は生活する上で事足りていること
  • 休みにバイトを入れることは容易だが、逆は困難なこと
  • 平日休みを作り、平日にしかできないことをしたかった

という、くだらないものです 笑

しかし、結果としては休みが増えることにより、精神的・肉体的な負担がかなり減ったように思います。

水曜日の職場がかなり融通がきき、休暇の作成なども容易であるため、平日に連休も容易く作れてしまいます。

金、土はAMのみの勤務になった

土曜日はもともと隔週で午前のみの勤務とするつもりでしたが、金曜日は契約トラブルにより午前中のみになりました。

これも午後に勤務を入れるか悩んだのですが、やはり勤務は入れない方針にすぐ方向転換しました。

これは旅行などにいくときにメチャクチャ便利です 笑

フリーランス3年目以降の勤務スケジュール

月曜日    総合病院A    外来

火曜日   休み

水曜日      クリニックC 外来

木曜日   クリニックB  外来

金曜日  AM    クリニックG 外来

土曜日  AM    クリニックC 外来   月1〜3回

      当直 無し

計 週3.75勤務

フリーランス医師おるとの勤務場所の詳細

総合病院A外来

ここは一番患者数が多い勤務先です。

最初の頃は昼休憩も取らずに自分の限界MAXの速度で診察していたため、夕方には低血糖や腰痛など色々限界を迎えていましたが、最近は落ち着いてきたのでお昼寝もできています 笑

確かに忙しいのですが、自分のやりたいようにやらせていただいている為、一番やりがいはあります。

車で通勤しており、通勤時間は1時間程度です。

クリニックB外来

ここは初診はあまりみることなく、ほどほどの忙しさです。

また外来開始が比較的遅いため、まったりと朝を迎えます。

院長が非常にユニークな先生で、開業にまつわる話などを詳細に教えてくれるので、半分趣味枠です。

電車通勤で、乗り換えなしの30分強です

クリニックC外来

ここは外来数も非常に少なく、勤務先リストの中で一番ゆるい職場で、まさに癒しのような存在です。

翌月の勤務できる日を毎度聞かれるため、事前に外来を閉じることも容易です。

さらに前述した通り、元々AMのみの外来だったものを、無理いってPMもやらせてもらうことになりました。

代わりに整形外科の患者を増やすことに現在は尽力しております。

電車通勤で、乗り換えなしの20分です。

最強!

クリニックD外来

なかなかコメントしにくい外来です。僕には合いませんでした。

電車通勤、乗り換えなしの30分です。

クリニックE外来

ここは外来患者数も多く、初診患者をほぼ一人でみる為、混むと死にます。

ここの院長は経営が得意な為、そちらを学べればと思い勤務していました。

常勤医が就職するためクビとなりました笑 

電車通勤、乗り換え1回の1時間です。

地方総合病院F当直

ここは月一回のみの勤務で、全科当直となっております。

これも息抜きも兼ねておりますが、やっぱり全科当直は怖い思いもよくします。

そのため現在はやめており、たまにお願いされた場合に勤務するという形をとっています。

新幹線とタクシー通勤で1時間半ちょっとですね。

クリニックG外来

ここも外来患者数も多く、かなりヒィヒィ言っていますが、AMのみとなるため比較的気は楽です。

また土曜日もやっているクリニックであるため、初診患者で溢れかえることもありません。 

電車とバス通勤で、乗り換え1回の1時間です。

勤務場所とワークスタイルについて

ハイパーとハイポの勤務の組み合わせ

簡単に勤務してきたところを羅列して、各医療機関についての特徴を書き出してみました。

勤務をすると言ってもハイパーな外来からガラガラな外来まであり、勤務をしながら息抜きもできるという風に組み合わせています。

ハイパーとハイポを自在にうまく組み合わせるというのは、常勤として勤務したり、開業医として勤務する場合あまり調節できない領域なので、フリーランスのメリットの一つであると考えます。

フリーランス医師のインセンティブ契約

インセンティブ契約という契約方法をとっている医師は、全体の中でも少ないのではないでしょうか。

一部の科のある程度学年を重ねた医師などは手術でインセンティブをとっている場合も少なくありません。

ちなみにフリーランスでも場合によっては契約可能で、僕は2ヶ所でインセンティブ契約をしております。

1ヶ所は完全歩合制、もう一ヶ所は基本給+歩合制となっております。

インセンティブ契約に関しては、フリーランスにおいて給料を上げる大きな材料となります。 

フリーランスの勤務を組む時に考えたこと

フリーランス医師として初めて仕事を組むとなった時は、「日給がとにかく高いところで毎日働きたい!」という風に考え、医師としての収入を増やすことにできるだけ力を注いでいました。

この働き方をすることによって収入は勤務医の頃から大きく増えましたが、同時にこの働き方の限界をいくつか悟ったように感じます。

初年度の反省を踏まえて、シフトを組むにあたって休みの配分を増やしました。

これは自分のやりたいことや、ブログに使う時間を増やそうと思ったからです。

実際平日は好きなことをやって過ごし、副業などをこなすことによってある程度忙しく生活しています。

現在のフリーランス医師としての勤務体制について考察

一番のポイントは前述した通り、「収入と休息のバランスを取る」ということに気をつけて配置するということです。

僕の場合は一番きついところが週の頭に終わるので、体調と気力を整えて月曜日に備えるようにしております。

というかもう火曜日くらいには「僕の1週間は無事終わったな...」と思ってしまうくらい、実に緩んだメンタルとなってしまっています笑。

当直業務は遠方に行くこと自体がまずストレス発散になっていました。

そしてもともと定期だったものを不定期にすることにより、さらにストレスが減少しました。

遠方なので旅行気分で仕事ができたのもよかったと考えます。

勤務自体があまり組めなくなってきたため手放してしまいましたが、仕事内容と給与額を考えてもかなりアツい案件であったことは間違い無いでしょう。

トータルで考えてみると、収入面としては普通のフリーランス医師より多め、暇は多めで働くことができている気がします。

フリーランス医師のおるとの生活まとめ

僕の1週間の勤務を一例として、仕事をどのように組んだのか、組む時に何を意識したのかなどを公開しました。

今のところ、僕はフリーランス医師になったことに対して後悔は全くしておりません。

自分のライフスタイルの中で何が重要なのかをしっかり考えた上で、もしその条件を満たせるのならばフリーランスを選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか!

スケジュールを日給重視で組む場合は必ず医師転職サイト・バイト求人サイトを併用しましょう 。

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