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最強!?常勤週3+定期非常勤をおすすめする理由

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医師に常勤で週3+定期非常勤のバイトをおすすめする理由!セミフリーランスと呼ばれることも?QOML重視!
医師は常勤や非常勤のバイトを組み合わせることにより、勤務医といえども多彩な勤務形態をとることが可能になります。 

その中でも僕が個人的にお勧めしたいのは「常勤週3日+非常勤バイト」と言う働き方です。 

今回はこの働きがなぜオススメなのか、魅力と可能性について語ってみたいと思います。 

そもそも週3勤務の常勤は存在するのか?

常勤で週3日は法的には可能である

常勤で週3日だけ勤務するというのはそもそも可能なのでしょうか? 

「医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査要綱」では以下のように定義づけられています。 

常勤医師とは、原則として病院で定めた医師の勤務時間の全てを勤務する者をいう。 ア 病院で定めた医師の勤務時間は、就業規則などで確認すること。 イ 通常の休暇、出張、外勤などがあっても、全てを勤務する医師に該当するのは当然である。 

病院で定めた医師の1週間の勤務時間が、32時間未満の場合は、32時間以上勤務している医師を常勤医師とし、その他は非常勤医師として常勤換算する。 

引用:「医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査要綱」より一部抜粋

ということで、法的には1週間の勤務時間の累計が32時間を超える場合は常勤扱いとなります。 

つまり単純計算で32時間 ÷ 3日で、1日におよそ11時間勤務していることになればいいわけなのですが、「あれ、それ無理じゃね?」と気づいてしまう先生も多いとは思います。 

ですが、この内容は立ち入り調査において各病院の必要医師数をカウントする上での方針であり、実際には独自のルールで常勤と非常勤の間の線引きをしているようなケースも少なくないのです。 

医師転職サイトで検索すると常勤で週3日勤務はある

実際に週3日勤務の常勤と言うものは、なかなか聞いたことがないのではないかと思います。 

特に知り合いなどのツテなどで新しい仕事を探す場合、ほとんど週3日勤務で常勤という求人案件はなく、大体週4.5〜5日勤務を提案される場合ばかりではないでしょうか。 

一方で、医師転職サイトを見てみると案件の数は非常に少ないものの、たまに週3日での常勤医師の募集を見かけることがあります。 

というか大体が「週4〜5日勤務の常勤医募集!週3日からも相談可能」みたいな感じになっている場合が多く見られます。 

またタイミングが良ければ、常勤で週3日と言う括りで特集を組んでくれている医師転職サイトなどもあります。 

例えばエムスリーキャリア で「週3日 常勤医師」にて検索をかけると、100件の求人案件が見つかります。(2019年11月現在) 

常勤医師として週3のみ働くメリットとは?

ではなぜ常勤勤務をするのに週3日だけが良いのでしょうか? 

常勤を3日間とするメリットは大きく分けて3つ、 

  • 常勤としての恩恵を受けることができる 
  • 非常勤勤務の割合を増やすことができる 
  • 全体の勤務日数を減らすこともできる  

という形になります。  

それでは順番に解説していきましょう。 

常勤としての恩恵を受けることができる 

他の医師からのサポートを受けることができる 

常勤医として勤務をすることにより、まず「組織に所属する」というメリットが生まれます。 

特にこの項目は、指導を受けることができるというメリットを享受できる、より若手医師向けとなります。 

組織に所属する医師は、患者の治療方針や手技・手術などにおいて、周囲からのサポートやバックアップを受けることが可能となります。 

また学会での発表や論文などの作成に関しても、フリーランスとして学会発表・論文作成をやっている医師は少なく、やはり常勤勤務した上で様々な形の支援や指導を受けるのが望ましいのではないかと考えます。 

ただ所属先ができるということは、すなわち先輩だけではなく、後輩もできる可能性があるので、その場合は自分が指導する立場となり導いて上げなければなりません。 

ただそれは医師にとってデメリットとはならず、それが自分の勉強へとつながることも少なくありません。 

医師としてのキャリア形成の助けとなる 

専門医取得前後の比較的若い学年でフリーランス医師として活動しようと考えている医師にとって、常勤医としてのキャリアが途絶えないというメリットがあります。 

いきなりフリーランスになってしまうと常勤先がなくなってしまうため、所属を明かさなければならない場など少々困窮してしまうこともありがちです。 

「医師としての常勤先がある」という安心感は、自分の将来を見据える上で、大きな安心感を与えてくれます。 

医師としての社会的信用を得ることができる 

普通に生活していると、ごくたまに常勤先を記載しなければならない場面が出てきます。 

例をあげてみると、 

  • クレジットカードを新しく作成したい 
  • マンションや車を購入するのにローンを組みたい 

なんて場合がこれに相当します。 

所属がしっかりしている場合、保険証を提示すれば自分の雇用先についてはっきりと示すことが可能となります。 

フリーランスの場合はこれらの方法での証明が困難となるため、クレジットカードやローンなどなどの各種審査において、勤務医としてのしっかりとした信用が得られるでしょう。 

ちなみにフリーランス医師になったとしても、任意継続を使用すれば前の職場の保険を2年間使用することができます。 

また学会参加や論文作成などのアカデミックな場面においても、所属をはっきりさせることにより、色々と円滑にことを運ぶことができるでしょう。 

フリーランスの認知度や社会的地位はまだ低いので、そこをカバーする形になります。 

医師としての収入の安定性を得る 

フリーランスをして働く場合、定期非常勤として複数ヶ所で勤務をすることになります。 

非常勤勤務の特性上、例えば祝日なんかで非常勤勤務がなくなってしまった場合、純粋に日給1日分だけ月収が減ってしまうことになります。 

その額は相場から考えると8〜10万円程度となり、なかなかバカにできません。 

しかし常勤として医療機関で勤務をすると常勤での契約は基本的に年俸制となるため、祝日などで勤務が休みになったとしても安定した収入を実現することができます。 

また、収入の安定性が上がるばかりでなく、賞与や退職金などが発生する場合もあります。 

雇用に対する安定性が高い 

常勤勤務は定期非常勤勤務と比較して、雇用の継続性という面で強さを発揮します。 

基本的に医師と病院間の雇用契約というものは、だいたい1年契約であることが多く、翌年以降に関しては契約更新という形をとって勤務継続をしていきます。 

これは常勤医師として入職する場合も、非常勤医師として入職する場合も大きな差はありません。 

しかし、常勤での契約は一般的には特段の事情がない限り、医療機関側から雇用を打ち切られることはほとんどありません。 

一方で、定期非常勤勤務はというと、常勤医師を新規採用することになったり、法人側の事情で突然契約が終了となることがあるため、安定性を比較してみると大きな違いがあります。 

社会保障・福利厚生が手厚い 

フリーランスの医師になる場合で、特に任意継続を使用しない場合や期限が切れてしまう場合などは、保険の加入について調べたりあれこれシミュレーションを行い、さらには自分で手続きを行ったりなどと、煩雑な作業をしながら準備を行う必要があります。 

このような作業は普段から忙しい生活を送っている医師にとっては肉体的にも精神的にも負担になる可能性もあります。 

対して、医療機関に常勤医として勤務することができれば、その施設において社会保険への加入をすることが可能になります。 

常勤として働く医療機関での勤務日数を減らすと保険料も下がることになるので、週3日勤務というのはこのような場所でも効果を発揮します。 

また、常勤の場合だと福利厚生を受けられるという契約の場合もあり、その場合は関連する施設、例えば所属医療機関の託児所などに代表される各種サービスを受けられるというメリットもあります。 

普段の勤務が忙しくなりがちな医師にとって併設された託児所という存在は、お金以上にありがたいものだったりするのではないでしょうか。 

そのほかに考えられるのは、家賃補助、学会への参加費補助、医学書購入代金補助などは常勤医の場合に出る場合が多い補助となっております。 

どれも高額であるため、補助していただけるというのは非常に嬉しいですよね。 

面談や契約の際にはこれらの内容について一度は確認してみましょう。 

専門医維持がしやすい 

各科によって専門医というものの受験資格や維持する条件には違いがあります。 

制限が特に何もないような診療科においては、何も気にすることなく定期非常勤のみのフリーランス医師として働いていてもいいと思います。 

しかし例えば麻酔科などは、専門医の更新にあたり、 

専門医に登録された後,引き続き麻酔科関連業務に単一の医育機関病院や病院施設にて専従していること 

参考:http://www.anesth.or.jp/info/certification/pdf/kikou-renew/02-schedule.pdf

という文書が学会より発表されています。 

ここでいう「専従」とは以下に掲げる業務を主たる業務とし週3日以上携わっていることをいいます。 

つまり定期非常勤勤務のみでは専門医の更新が困難であり、この条件はフリーランス潰しとして発表されたと考えてもおかしくないものに仕上がっています。 

だってフリーランス医師として定期非常勤勤務のみで働いている場合、専門医を気にしなければ別に全く問題ないのですが、もし専門医を更新したい場合はこの文言がネックになりますよね。 

この制約に関しては現在限られた科にのみ見られますが、今後いつ、どの診療科にが同様のスタンスを取ってくるかは現時点ではわかりません! 

専門医に関しては現在でも転職活動をするにあたり、多少は給与への影響や雇用に対する影響が見られます。 

このような時代の流れに伴った環境変化に対する対応をすることを考えれば、ひとまず常勤施設を残しておくことは有効であると考えられます。 

定期非常勤勤務の割合を増やすことができる 

定期非常勤勤務を常勤勤務の合間にやるメリットは主に3つあると考えます。 

医師としての給与の底上げ 

兎にも角にもまずはこれでしょう! 

どんな働き方をする医師であっても、給与に全く興味がない人はほぼいないのではないでしょうか。 

医師の給与に関しては、常勤として勤務する場合は社会保険料など諸々の関係もあり、常勤勤務の給与を日給換算したものよりも、非常勤勤務の日給の方が額面が高く設定されていることは皆さんご存知の通りだと思います。 

つまり、常勤として勤務する日数を最小限にすることにより、残った時間に定期非常勤勤務を契約してより良い収入につなげようということです。 

常勤先の医療機関以外のやり方を学ぶことができる 

1ヶ所の医療機関で勤務していると、基本的に学ぶこともその医療機関で扱っているものとなりがちです。 

ただもちろん医療を行う上で、知識として様々な手法や手技、手術などについて知っておくことは重要です。 

なので普段常勤先では外来などをメインに働いて、定期非常勤バイトで内視鏡などの手技を行うなんてのも悪くはないと思います。 

また開業などを先に見据えている先生などは、敏腕経営者が展開するクリニックなどに非常勤バイトとして勤務し、経営の手法などを新しく学ばせてもらうなんてことも可能です。 

様々な知識や手技を身につけて、それをまた常勤先で還元したりすることにより、より良い医療を提供できるようになるのではないでしょうか! 

常勤先の業務に対する気分転換になる 

週に5〜6日同じところで勤務して、毎日同じような勤務をしていると、人によっては飽きが出てきてしまう場合もあります。 

刺激がない生活というのは結構辛いものではあるので、ここに非常勤勤務を入れることにより、気分をリフレッシュさせようという魂胆です 笑 

そのため非常勤勤務に関しては1週間のうちの中間あたりで入れるとリフレッシュ感はより強くなる傾向が見られます。 

全体の勤務日数を減らすこともできる 

もしもあなたが休日を多めに設定したいという場合、非常勤勤務が週3日の場合と週6日の場合だったらどちらが休日を作りやすいかは、パッと見ればすぐにわかりますよね。 

非常勤勤務に関しては、医師側に「非常勤として働く / 働かない」の選択権があります。 

最初から常勤として勤務が入ってしまっている場合、そこに対して融通を利かせることは極めて困難でしょう。 

週3日での常勤勤務なら、もしも定期非常勤を週2日行ったとしてもまだ完全週休2日制なのです。 

休日というものは収入さえある程度安定して生活に支障がなければ、あって困ることはないのではないでしょうか? 

「週3日の常勤+定期非常勤」が向いている医師は?  

1. フリーランスに完全転向する勇気がない医師 

いきなりフリーランスに転向して定期非常勤のみで働くというのは、少々勇気のいる行為だとは思います。 

常勤という保険があれば、万が一定期非常勤勤務をうまく組めなかったり途中で解雇になってしまった場合でも収入が残るので安心ですね。 

軽くフリーランスに近い業務形態で働いて見たいという医師にとっては、この働き方をまず実践してみるのが良いのではないでしょうか。 

また手続きなども煩雑になることはなく、この勤務形態の場合にするべきは確定申告のみとなります。 

2. フリーランスになりたいが、まだ常勤医勤務が必要な医師 

前述した通り、専門医の取得や更新などで単一施設での週3以上の勤務などが必要とされる場合もあります。 

そのような場合、定期非常勤のみのフリーランスとして働くのではなく、週3日常勤+定期非常勤勤務としなければなりません。 

必要に応じて勤務形態を変更して見ましょう。 

3. 現在の勤務先を辞めたいけど、やめさせてもらえない医師 

医師のマンパワーが足りなくて、なかなかやめさせてもらえない事例というのもなかなか多く見られます。 

本来ならばそれは違法ではあるのですが、こちらも大人な対応をとってあげることも可能です。 

つまり現在の常勤先の勤務日数を減らしてもらうということになります。 

落とし所を提示してあげることによって、他の条件交渉の際にこちらに有利に運ぶことも可能になります。 

条件が合わなければ当初の予定通り、退職してしまいましょう。 

4. 常勤勤務に戻る可能性を残しておきたい医師

常勤医師の勤務内容と非常勤医師の勤務内容は大きく異なる場合もあります。 

特に病棟業務や手術の執刀などに関しては、たとえ非常勤勤務が定期だったとしても、なかなかさせてもらえるものではありません。 

ただ今後また常勤医として復帰することを考えた場合、その類のスキルを忘却してしまっては困りますよね。 

この週3日常勤+定期非常勤のやり方では、そのような感覚も失うことなく勤務できるのではないでしょうか。 

5. 医業以外に様々な事業や起業を考えている医師

他の事業などを展開する場合、そちらに関しても時間を割きたいと思うのは当然でしょう。 

常勤の日数を週3日に絞ることができれば、自由な時間も増えます。 

定期非常勤勤務に関しては自分が時間が欲しいと考える場合、勤務を入れなければいいだけですからね。 

また、事業を展開するにあたってお金を借りたり、ブランディングとして医師の肩書きを使用する場合などもあります。 

金融機関の評価を受けるにあたって、常勤として医療機関に所属しているというのは強いアピールポイントとなります。 

また法人を新設する場合などでも保証人個人の属性は重要になりますので、常勤という肩書きを残すメリットは大きいのではないでしょうか。 

ブランディングとして病院名を使用する場合は、くれぐれも医療機関に迷惑がかからないように、あらかじめ勤務先の医療機関から了承を得るようにしましょうね。 

常勤週3日+定期非常勤の組み方について

週3日だけ常勤を入れて、あとは適当に定期非常勤入れればいいのか、余裕!なんて思った方、まだ早いです。 

組み方をしっかり考えることにより、よりQOLをあげるなんてことも可能です。 

特に押さえるべきポイントについて考えてみましょう。 

定期非常勤バイトは何日間やるのか? 

定期非常勤に関して考えることは単純明快で、入れれば給与が増え、減らせば休暇が増えるということにつきます。 

給与に関しては実際問題税金などでガバッと持っていかれるので、手取りの給与と丸一日の休暇、どちらが自分にとって必要なのかということを考えて日数を考えてみましょう。 

個人的にはめちゃくちゃお金に困っていない限りは、定期非常勤バイトは週1〜2日程度で良いのではないかと考えます。 

最初に勤務スケジュールを考える上である程度自由度を残す理由として、「もしも実際に働いてみて暇ならば仕事を足すことができる」というものです。 

これは忙しいからやっぱりこの定期非常勤バイト辞めたいなんて思っても、減らすことは困難なのです。 

後から勤務を足す場合、一年やり通す自信があるならば定期非常勤をもう一日追加しましょう。 

無理そうな場合や、休みの日をある程度確保したい場合はスポットバイトで埋めるのが非常に有効な手段になります。 

休日を多めに作り、スポットバイトで間を埋める手法は、収入の増加に伴って経済的自由度が上がるのはもちろん、自分の好きな時に休んで、好きな時に仕事をするという時間的な自由も得ることができます。 

何かやりたいことがあってノマドワーカー的な働きもしたい場合などにはかなりやりやすくなりますね。  

月曜日は非常勤勤務ではなく常勤勤務をしよう

もしも医師側に選択権があるのならば、月曜日には定期非常勤勤務はしないようにしましょう。 

日本には「国民の祝日の一部は従来の固定日から特定週の月曜日に移動する」というハッピーマンデー制度というものがあります。 

そのため月曜日が祝日であることが年間を通して非常に多く、もしもそこに定期非常勤勤務が入っている場合は、貴重な収入源がガンガンお休みになってしまうのです。 

「常勤としての恩恵を受けれる」の「医師としての収入の安定性を得る」でも前述しましたが、常勤勤務は基本的には年俸制となることが多くなっているため、休みになったとしても給与に対して何も響きません。 

そのため月曜日は常勤勤務を入れたほうが収入も安定し、自分の休暇も増えるという素晴らしい状況を味わうことができます。 

休日は何曜日に設定する? 

休日は何も土日に設定しなければならない決まりなどはありません。 

では何曜日を休日に設定するのがいいのか簡単に考えてみましょう。 

・月曜日 

月曜日は基本的に店休日に設定されていることも多い傾向にあります。 

また月曜日自分が暇だとしても周りは働いているので、もし月曜日に遊んでやろうと思っても「なんでこいつ月曜から羽目外してんだ、やべえ!」と思われる可能性も否定できません。 

おまけにハッピーマンデー制度によって休みになることも多く、もともと休日に設定しているとなんか損した気分になります。 

ちなみに1週間のうちで一番自殺が多いのは月曜日です(知らん 

・火曜日 

個人的に休みにするオススメの日です。 

理由は「ハッピーマンデー制度があるときには連休になる」という理由です。 

旅行に行ったりしたい人は航空券や宿などをとる場合も、土日よりも火曜日などの平日を絡めた方が予約も取りやすく価格も抑えることができます。 

関東圏の美容院では火曜日が定休日のことも多いですので、どうしても髪の毛を切るタイミングが他に取れない人は、火曜日を休日に設定するのはやめておきましょう。 

・水曜日 

これは女性にしか関係ありませんが、レディースデイというのは水曜日に設定されていることが多い傾向にあります。 

サービス業などを中心に、水曜日や木曜日と行ったいわゆる平日のような一般に客足が減るとみなされる期間にレディースデイを設定することにより、来客を促そうという販促です。 

そのため女性は水曜休みにすると、空いてる映画館でやすく映画を見ることができたりなどの恩恵を受けることができるでしょう 笑 

・木曜日 

特にこれといったイベントはありませんが、1週間で考えるとちょうど中央であるということもあってか、開業医の先生なども休むことが多いです。 

実際僕も今は木曜日が休みとなっているのですが、3日働けば休みが来るというシステムは肉体的や心理的な負担を非常に軽くしてくれます。 

・金曜日 

土日が休日の場合は前日ということで、街なども賑わいを見せます。 

その溜め込んでいることが苦手な人などは休みにしないのも良いのではないでしょうか。 

ちなみに海軍ではカレーの日になっているとのことです。 

・土曜日 

イベントごとなどは一般的に休日の人をターゲットに日程が設定されている場合が多くなります。 

そのためお祭りやスポーツのイベント、ライブなどに参加したい方は週末を開けておくのが無難でしょう。 

医療機関も一般的には休みとなることも多く、非常勤勤務などは求人自体も減ります。

日曜日と合わせて日当直をしてお金をガッツリ稼ぐというのも悪くありませんね。 

・日曜日 

日曜日の考察は基本的に土曜日と似たような感じになります。 

土曜日は半日のみ働くという労働者も多く、日曜日の方がより朝からの賑わいを見せます。 

日当直をする場合は求人をよく見ないと月曜朝までなんてものもあるので注意しましょう。 

常勤週3日+定期非常勤のおすすめ組み方例

お金をガッツリ稼ぎたい医師向け 

月 常勤 
火 非常勤 
水 常勤 
木 非常勤 
金 常勤 
土 非常勤( or 休日) 
日 休日 

ガッツリ働くパターンです。 

常勤勤務は連日で間が空かないように隔日での勤務に設定しています。 

非常勤の日数は増やせば増やすほど、年収が上がります。 

体に無理が生じないレベルで仕事を詰め込むようにしましょう。 

週の中間に休日を設定しリフレッシュ 

月 常勤 
火 非常勤 
水 常勤 
木 休日 
金 常勤 
土 非常勤( or 休日) 
日 休日 

この働き方では週の中間に休日を持って来ることで、息抜きの役割を担ってもらっています。 

この真ん中の休日というものの役割は、思った以上に大きいのですよ! 

連休を重視する旅行好き医師タイプ

月 常勤 
火 非常勤( or 休日) 
水 常勤 
木 常勤 
金 休日( or 非常勤) 
土 休日 
日 休日 

土日と火曜日と金曜日のどちらかを休むことにより、ハッピーマンデー制度が適用された際に4連休を作ってしまおうという組み方になります。 

連休じゃない場合はスポットでのバイトを入れたりすることにより、収入の底上げを図りましょう。 

常勤週3+定期非常勤をおすすめする理由まとめ

給与・休暇・安定という3つの側面から見てもかなりレベルの高い「常勤週3日勤務+定期非常勤勤務複数」について紹介させていただきました。 

この勤務スケジュールがバシッと組めれば、医師のQOMLはかなり向上すると思います。 

医師が無理をして働く時代から、我が身のことも考え始める時代へと考え方も移り変わりつつあります。 

QOMLを保つことで自身の心身の健康を維持し、より良い医療を提供できるようにしましょうね! 

週3常勤の求人案件を探したい場合

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