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フリーランス医師として働いて感じた5つの悩み|現役フリーランス医師の実体験から

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体験談!実際にフリーランスの医師として非常勤やスポットのアルバイトで働いてみて、個人的に感じた悩みや困ったことを厳選して書いてみる

フリーランス医師として働くと、自由な時間や裁量が増える一方で、勤務医時代には想像していなかった悩みに直面することがあります。

フリーランスという働き方は、現代の医療現場の構造に適応しやすい側面があると感じていますが、その一方で、実際に働いてみて初めて気づく悩みも少なくありません。

本記事では、現役フリーランス医師である筆者が、実際に働く中で感じた5つの悩みを実体験ベースで整理しました。

フリーランス医師という働き方に興味がある方、すでに働いていて漠然とした不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

筆者:おると
フリーランス整形外科医としての転職経験をもとに、医師転職、非常勤勤務、スポット求人など、医師キャリア領域に関する情報を発信しています。
医師の退局・退職サポート実績は延べ1000件以上以上あり、医師転職やバイトに関して、m3.com、MedPeer、AERAなど様々なメディアで連載、掲載経験もあります。

この記事でわかること

収入が増えた後にフリーランス医師が感じる悩みの本質

フリーランス医師が稼げる仕組みと収入増の実感

フリーランスの医師は非常勤バイトを週に複数契約して働いているか、追加でスポットでのアルバイトを入れている医師が多いかと思います。 

常勤時代に安い基本給と非常勤バイトで生活していた医師ならばわかると思いますが、現代では非常勤バイトはまだ常勤で稼ぐより給与の割りが良くなっています。 

そのためフリーランスの医師は、勤務医と開業医の間くらいの給与を稼いでいると認識しています。 

稼いでいる額面は常勤の時から比較すると、だいたい1.5〜2.5倍程度は稼ぐことができるのではないでしょうか? 

稼いだ収入をどう使うべきか迷う理由

皆さんは普段何にお金を使うことが多いでしょうか? 

僕はいざお金を稼いでも、正直なところあまり使いたいところがありませんでした。 

贅沢な悩み言いやがってこのやろうと思われそうですねコレ笑 

しかし元々あまり物欲がないので、欲しいものもないんですよね。 

バイト祭りのおかげで稼ぐ金額は増えても、私の金銭感覚はさほど変化していないように感じます。 

結果として現在は食事と旅行と身だしなみにお金をかけている状態です。 

でもエコノミーばっかのったり安宿泊まったり笑 

結局給与と幸福度は必ずしも一致はしないということですね! 

さてこの記事を書いたときは独身でしたが、時がたち結婚した上に子どももできました。

子どもができたことにより、結局収入は子どもの教育などに回すこととなったため、まあ結果オーライだったのかもしれません。

フリーランス医師の休暇が増えた後に直面する課題

勤務医時代とフリーランスの休日の違いと戸惑い

今まで働いてきた医療機関では、土日は当直があるし、オンコールもいっぱいあるしで、結局月間の休日が2〜3日のところが多かったように記憶しています。 

フリーランスになった初年度は月間の休日を5日に増やしました。 

倍以上に増えた上に、土曜と日曜がひっついて休みという奇跡!!! 

連休サイコー!! 

.....とはならず、普通に何したらいいか困惑してしまいました。 

しっかりと社畜生活を叩き込まれたおかげで、暇があっても何をしたらいいのかわからないのです。 

挙句、ブログをダラダラとスタバで書くという不毛な過ごし方をしていました。 

非常勤を減らして休日を増やすと見えてくること

その生活も、過ごしているうちに人間はじわじわと慣れてきます。 

そのため僕は休日をさらに増やし、現在の僕の月間の休日は現在10日+祝日にまで増えました。 

ここまでくると仕事もかなり減り、QOLもかなり高くなってきます。 

給与に関しては、諸々を引いて手取りで考えてもまだ常勤時代より稼いでいます。 

休暇が増えて何をしているかというと、連載をいただいたり、ブログを書いたり.... 

あれ?これよく考えたら仕事ですよね...笑 

前述した通り子供もできたため、最近ではもっぱら子どもに時間を割いています。

子どもと一緒に多くの時間を過ごすことができているのでここは悩みが幸せに変わったと言っても良いでしょう。

フリーランス医師へのネガティブなイメージと現実

「楽」という誤解と実際の働き方の違い

皆さんはフリーランスの医師に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか? 

若手世代では意外とフリーランスに対する認識があったり、非常勤ばかりで働くことが現在は美味しいという状況をしっかり理解していたりするものです。 

一方で上の世代の医師の中でフリーランス医師というものは、医局の正当な出世コースから脱落した軟弱な医師という風に認識されます。 

僕もフリーランスになるにあたって、「バイト生活は楽でいいね」、「若いうちから楽ばっかりしていちゃ駄目ですよ」、「医師としてのキャリアは先生は終わったね」、「先生ニートだよね?」などなど様々な 温かい お言葉をいただきました。 

これが世間から見たフリーランスのイメージなのかなと思います。 

高みを目指すのが難しい背景と本音

実際にフリーランスとして生きるのは楽なのでしょうか?しんどいのでしょうか? 

僕が思うに、仕事や給与を選ばずに、非常勤バイトやスポットでのアルバイトを適当に組み合わせて生きるのは結構イージーです。 

医師転職サイトのエージェントに任せて、言われるがままに仕事を入れて勤務して、もしクビを切られたらそれを繰り返して...というような形だと、あまり何も考えずに転職活動やバイト探し、勤務などをこなすことができます。 

ただ、そこからワンランク上を目指すと話は変わってきます。 

給与が高いところばかり選びたい、QOLがたかそうなところがいいなどなどこだわり始めると、選択肢も減ってきますし、何より競合する相手が増えてきます。 

何かあった時にクビを切られにくくするために、自分だけに特別なスキルを身につけたり、医療知識をしっかりつけたり......。 

勤務している上でフリーランスとして新しく学ぶことも多く、僕は少なくともフリーランスという勤務形態になってからの方が、いろんな意味で勉強している気がします。 

特に僕のように給与についてインセンティブや歩合制での契約などをしている場合は、生活がかかってくるため必死です。 

コレだけは言わせていただきたいですが、フリーランスも本気でやると全く楽ではありません。 

特にフリーランスなりたては慣れないこともいっぱいあるため、非常勤勤務だろうがスポットだろうが必死です。 

フリーランス医師が相談相手を見つけにくい理由

フリーランスの悩みは同類にしか共感できない

フリーランスの医師は自分の周りに限って言えばちらほらいますが、実際のフリーランス歴は先輩などでもほぼ変わらないことが多くなっています。 

これはフリーランスという勤務形態がここ数年で増えてきたからというのが理由になります。 

フリーランスの悩みは前章で話した「フリーランスになり収入が上がるが使い方がわからない」や「増えた休暇の過ごし方がわからない」、「フリーランスの医師にはネガティブなイメージが強い」などを筆頭に、勤務について、雇用の不安定さ、税金や節税、起業など実に多岐にわたります。 

特に常勤を辞めた後に使える制度や、節税や起業の方法などはあまり知らない方が多い印象を受けます。 

そのため僕のような未熟者でもフリーランスや医師の転職関連では相談に乗ったり、指導することが多くなってきます。 

X(旧Twitter)などSNSで相談が増える背景

一方、X(旧Twitter)にはフリーランスの医師がちらほら存在しており、DMなどでもフリーランスや転職、今後のキャリアについての質問は結構きます。 

フリーランスになりたいなんて悩みは今の職場の人たちには絶対できないでしょうし、相談できる相手も少ない内容ですから、Twitterなどに投げ込むしかないんでしょう笑

僕もフリーランスになる前にTwitterをして入ればどんなに楽だったかと思います。 

Twitterを始めることによって、色々な価値観の先生方と知り合うことができ、またフリーランスの先生と知り合うこともかなり増えてきました。 

現在、Twitter上で知り合ったフリーランスの先生方と「フリーランス医師が集まって色々相談する場」をSlackにて作ってくれた先生がいます。 

もしフリーランスに興味がある、あるいはなりたい方は、よければ僕にでもDMいただければ招待させていただきます。 

https://x.com/Ortho_FL/

フリーランス医師が将来に不安を感じる場面

非常勤とスポットバイトだけで一生過ごせる? 

前述した通り、現在では常勤よりも非常勤勤務の方が給与が高くQOLが良いというパラドックスが生じているため、フリーランスという生き方が美味しいという状況になります。 

しかしこれは果たして何年続くのでしょうか? 

これが一生できるだろうと考えて、フリーランスになろうとしている先生がいるとしたら、少々早計なのではないかと思います。 

基本的には何事も出口を考え田植えで行動することが重要なのではないかと思っています。 

つまり、フリーランスも「フリーランスで働くことが美味しくなくなった場合」のことを考えて、もしそうなった場合どう振る舞うのかという出口を考える必要があるのです。 

フリーランスを続ける先にあるキャリアの不確実性

それではいちフリーランス医師として、僕の出口戦略を一緒に考えてみましょう。 

まず1つ目、僕は開業医の息子という恵まれた立場にいるため、継ぐという選択肢があります。 

僕が何か他のアクションを起こす前に親に何かあった時は、必然的にそうなるとは考えています。 

ですが選べるなら選びたいのが継承するタイミングです。 

また現在いる土地から離れることにもなるので、環境も大きく変化します。 

2つ目は現在の居住地付近での開業です。 

これは今指導していただいているクリニックなどからサポートを受けたり指導を受けることも可能になるため、選択肢としては十分あり得ます。 

ただこちらもすぐに開業できるわけではないので、事前に土地や物件を探したりなどの準備期間を設けなければいけません。 

つまりこちらも早く動くべきなのです。 

3つ目は勤務医に戻るということです。 

これは基本的に今の時点では全く考えておりませんが、もしも勤務医が一番美味しい仕事になった場合は、戻らざるを得ないのではないかと考えています。 

ただこれもフリーランスの期間が長引けば長引くほど困難になっていくものでしょう。 

要するに偉そうに言っておきながら、かなり悩んでおります笑 

ニートになって東南アジアに移住したい。

フリーランス医師の悩みまとめと次の一手

フリーランスになってから感じた悩みについて書いてみました。

やっぱりフリーランスという非常勤やスポットを組み合わせて生きる勤務形態は、圧倒的に自由度が高く、QOLが段違いに良いです。 

そのため、これだけ長々と悩みについて書きましたが、実際は思ったほど深刻な感じもせず、飄々と生きております。

なお、よくある社会保障などに関しては、現在独身ということもあってあまり心配はしておりません笑

今後フリーランスになる先生たちは、過去の僕と同じようにかなり悩む方もいるかもしれません。

その際はぜひTwitterででも僕に相談していただけますと幸いです。 

悩みもありますが、後悔が全く生まれないほどフリーランス生活は僕には合っています。

今の仕事に対して不安や不満が多い方はこれを機にフリーランスへの転向を考えてみてはいかがでしょうか! 

フリーランス医師が活用したい非常勤求人

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筆者:おると
整形外科専門医・認定医を複数もち、東京を中心に関東で活動するフリーランス医師。
フリーランス医師としての転職経験をもとに、医師転職、非常勤勤務、スポット求人など、医師キャリア領域に関する情報を発信している。
医師の退局・退職サポート実績は延べ1000件以上あり、医師転職やバイトに関してm3.com、MedPeer、AERAなど様々なメディアで連載、掲載経験をもつ。
X(旧Twitter)やmondでは医師の働き方やフリーランスとしてのキャリアに関する質問・相談を受け付けています。
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