新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を阻止するために有効だと考えられている手段の一つにワクチン接種があります。
新型コロナウイルスワクチン解禁に伴い、新型コロナウイルスのワクチン問診・予防接種のバイトがバイト求人サイトなどに出てくると、おるとは予想します。
今回は新型コロナウイルスのワクチン問診・予防接種のバイトがどのようなものになるかを予想してみましょう!
新型コロナウイルスワクチン接種バイト考察
そもそもワクチン接種のバイトは生まれるのか
新型コロナウイルスに対する抗体に関しては、長期間持続しないという報告があり、そうなると抗体がなくなるたびに定期的に接種が必要となる可能性があります。
また、日本で新型コロナウイルスのワクチン接種が開始になると、ほぼ間違い無く医師の手が足りなくなり、求人案件がしばらく出現するのではないかと考えます。
この考えはおるとだけではなく、医師転職会社なども同様の考え方を示しています。
その証拠に、先日おるとが登録している医師転職会社から「新型コロナウイルスのワクチン予防接種バイトが出たら、案件を希望しますか?」というメールが来ておりました 笑
もちろんおるとは「案件紹介を希望する」と返信してあります。
新型コロナのワクチン予防接種のバイトでの医師の役割
これはインフルエンザワクチン予防接種のバイトと内容的には、ほぼ同様ではないかと考えます。
主に問診・聴診を含む健康評価・接種の可否の判断などの評価が、医師としての仕事になるでしょう。
基本的な労働量としてはそんなに多くはないでしょう。
新型コロナのワクチン予防接種のバイトでの医師の給料
これに関してはおそらくインフルエンザワクチン予防接種・問診のバイトと同等か、特需ということで少し高めに設定されるのではないかと考えます。
現在のインフルエンザワクチンのワクチン接種バイトの時給は、医師転職サイトの求人案件を見る限り、時給1万円程度であることがほとんどとなっています。
またこのバイトは期限が近くなればなるほど給与の額が上がっていくことが特徴です。
新型コロナウイルスのワクチンに関しても同様に、接種を可能な限り素早く行いたいと国が考えているならば、バイトも多くなり医師が不足し、さらに九っ人案件の給与が上がる可能性はあります。
勤務内容は医師であれはほとんどの医師が技術として難なくこなせるものであり、そう考えるならばこの給与はむしろ良いのではないでしょうか。
新型コロナウイルスのワクチン予防接種バイトはスポット?非常勤?
新型コロナウイルスのワクチン接種バイトはおそらくスポットでのバイト案件が中心となると考えられます。
しかし年間を通して新型コロナウイルスのワクチンの接種が必要となるようであれば、定期非常勤という形でバイトが出現するかもしれません。
しかし全体の需要を考えれば、例え毎年打つようになったとしても、毎週という感じではなく、隔週や月に一度などの頻度で求人案件が出るのではないかと考えます。
ちなみに医師転職会社からのメールにも「定期非常勤希望」の欄が存在しました。
ワクチン予防接種バイトでのCOVID-19感染のリスクは?
ワクチン接種を希望して来院する患者の中には、自身が気付いていないだけで発熱などの症状があるものや、あるいは無症状ではあるが新型コロナウイルスに感染しているものも含まれている可能性はあります。
しかし飛び抜けてワクチン予防接種のバイトがかかりやすいなんてことはありません。
そのため患者対応は基本的に通常の業務と変わらず、しっかりと感染防御を行っていれば問題ないかと考えられます。
新型コロナウイルスワクチンバイトで質問されそうなこと
新型コロナウイルスのワクチンの接種回数
現在開発されている新型コロナウイルス感染症のワクチンには複数の種類があり、それぞれのワクチンごとに、必要な接種回数の検討が行われています。現在わが国が確保を見込んでいるワクチンについては、2回接種の想定で準備を進めています。
引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00179.html#007
と厚生労働省のHPには記載されております。
インフルエンザワクチンは生後6か月〜12歳まででは2回ずつ接種し、13歳以上は通常1回接種となっている事から、インフルエンザワクチンよりも接種回数が多い新型コロナウイルスワクチンでスポットなどのバイトが出現する可能性は濃厚でしょう。
新型コロナウイルスワクチン予防接種対象者や接種順位
全国民に提供できるワクチンの数量を確保することを目指していますが、国民の人数に匹敵する大量のワクチンは一度には生産できず、徐々に供給が行われることになりますので、接種対象者に一定の接種順位を決めて接種する必要があると考えられます。
新型コロナウイルス感染症患者に直接医療を提供する施設の医療従事者等や、高齢者及び基礎疾患を有する者を接種順位の上位に位置付けて接種することに加え、高齢者及び基礎疾患を有する者や障害を有する者が集団で居住する施設等で従事する者については、高齢者等が入所・居住する社会福祉施設等において、利用者に直接接する職員を、高齢者に次ぐ接種順位と位置付けて接種する方針とされており、引き続き検討を行います。
妊婦の接種順位については、妊婦に対するワクチンの安全性、有効性は現時点では明らかでないことから、海外における評価も踏まえ、現時点では、妊婦を接種順位の上位に位置づけることとしておりません。引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00179.html#007
つまりインフルエンザのワクチンと異なり、ひとまずは季節にかかわらず接種を推める事となります。
ワクチン接種開始後はバイトもそれなりにあるでしょうが、その後は肺炎球菌ワクチンのようにバイトはなく、常勤医が賄うことになるかもしれませんね。
ただし後述しますが、保管方法など特殊なものも多いため、そもそも接種できる医療機関数が少なく、結果として医師不足によってバイト案件が出てくる可能性も否定はできません。
新型コロナワクチンウイルス接種で起こり得る副反応は?
日本への供給を計画している海外のワクチン(ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社が開発中のワクチン)では、ワクチン接種後に、ワクチン接種と因果関係がないものも含めて、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の有害な事象がみられたことが論文等に発表されています。
また海外で既に実施されている予防接種においては、まれな頻度でアナフィラキシー(急性アレルギー反応)が発生したことが報告されています。もし、アナフィラキシーが起きたときには、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00179.html#007
重篤な副反応であると考えられるアナフィラキシーショックに関しては、新型コロナウイルスのワクチンにおいては約10万人に1人程度であると言われています。
新型コロナウイルスのワクチンに関しては、やはり「副反応を恐れ、接種を希望しない」という方々が一定数いることは、Twitterなどを見ていても明らかです。
我々医師はそのような方々の不安を取り除き、接種拡大を目指していくことが公衆衛生上重要なのではないでしょうか。
新型コロナのワクチン接種のバイトどうなる?まとめ
今回は新型コロナウイルスワクチン解禁に伴う、ワクチン予防接種・問診のバイトについて、インフルエンザワクチンなどのバイトなどから推察してみました。
バイトが出てから慌てて登録するのは出遅れてしまう可能性があるので、事前に複数のサイトに登録しておき、案件をとり逃さないようにしましょう!
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