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フリーランス医師って何?働き方・収入・メリットと注意点を現役フリーランス医師がわかりやすく解説

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フリーランスの医師とはどういう働き方?フリーターとはどう違う?

フリーランス医師という働き方を耳にして、「実際はどんな働き方なのか」「収入は安定するのか」と気になったことはないでしょうか。

フリーランス医師は、自由度が極めて高く、向き・不向きがはっきり分かれる働き方でもあります。

今回の記事では、フリーランス医師の実態や収入の目安、メリットと注意点、向いている医師の特徴まで、現役フリーランス医師の視点から現実的に解説します。

筆者:おると
フリーランス整形外科医としての転職経験をもとに、医師転職、非常勤勤務、スポット求人など、医師キャリア領域に関する情報を発信しています。
医師の退局・退職サポート実績は延べ1000件以上以上あり、医師転職やバイトに関して、m3.com、MedPeer、AERAなど様々なメディアで連載、掲載経験もあります。

この記事でわかること

フリーランスの医師って何?どういう働き方?

皆さんはフリーランスの医師についてどの程度知識があるでしょうか?

まず一番気になる職務形態からお話しさせていただこうかと思います。

フリーランスの医師がどのような職務形態をしているかというと、簡単に言えば非常勤勤務(+スポットバイト)で生計を立てている医師という形になります。

つまり週1で働いていても、週6で働いていても、呼び方は同じフリーランスの医師となるわけです。

勤務医と呼ばれる「常勤医」でもなく、自身で人を雇い働く「開業医」のようなものでもない医師、それがフリーランスの医師です。

一般的な職種におけるフリーランスの定義からはずれているのですが、医師の業界ではこのようにされています。

最近流行りの存在で、特に麻酔科などに多く存在している印象ですね! 

フリーランスに大切な非常勤・スポットバイトとは?

前項の「フリーランスの医師って何?どういう働き方?」ではフリーランス医師は、「非常勤勤務(+スポットバイト)で生計を立てている医師」と回答しました。

では一体非常勤バイトやスポットバイトってなんなのでしょうか?

これもよく質問されるので、順番に考えてみようと思います。

医師の非常勤バイトってなに?

非常勤の医師というのは医療機関に常勤として雇われていない、かつ期間を定められて契約を交わしている医師のことを指します

立派な雇用形態の一つなのですが、常勤医からすると週1だけ稼ぎに行く「バイト」として認識されることが多いため、そのように呼ばれることが多くなっています。

医師のスポットバイトってなに?

スポット勤務というのは、いわゆる日雇いのように1日だけの雇用契約で勤務する仕事を指します。

定期的に仕事がはいる非常勤勤務と違い、一回だけなので、暇な日がたまたまできたときなんかにスッと仕事を入れることが可能になっています。

フリーランスは非常勤バイトとスポットの組み合わせ

フリーランスの医師がどんな働き方をしているかは、「フリーランスの医師って何?どういう働き方?」の項目で軽く触れさせていただきました。

では実際のフリーランスの医師が非常勤バイトを組み合わせるだけで生活しているかというと、先ほど出てきたスポットバイトもしている場合が実は多いんですよね。

ベースで非常勤勤務を週に何回か行い、また暇な日がたまたまできた場合などに、スポットでのアルバイトを入れるという手法は、給与も休暇も両立した良い働き方であると考えます。

また基本的な仕事の組み方は特に決まりがあるわけでもなく、医師それぞれバラバラですし、自由に組んでしまって全く問題ありません。

とにかくお金が稼ぎたい、あるいはまずは暇が欲しいなど、自分の目的に合わせた仕事の組み方ができれば問題ないでしょう。

フリーランスという働き方の最大のメリットは?

フリーランスという働き方の最大のメリットは、自分で収入や勤務時間・日数を調整できるという点でしょう。

収入を増やしたければ勤務日数を増やしたり、単価が高い案件を探せばいいだけの話ですし、趣味や育児などに時間を割きたければ働く日数を減らせばいいだけです。

常勤として働く場合はほとんどの案件が週5程度の労働を要求されるので、好きな曜日を休みにするなどは他の常勤医師などの都合もあり実現が難しいでしょう。

一般的なフリーランスはフリーターと何が違う?

フリーランスの医師をしているというと、「ああ、フリーターってことね!」と返されることがあります。

そもそもみなさんはフリーランスとフリーターの違いというものをご存知でしょうか?

どちらも「自由」という意味の「フリー」という単語が入っているので、同じように思ってしまいがちではありますが、少し意味が違います。 

フリーランスは、元々傭兵を意味する英語の「freelance」から来ており、個人事業主のように会社に属さずに独立して働く人のことを指します。 

一方、フリーターは「free」と「Arbeiter」を組み合わせた和製英語で、英語では「Part-time workers」となり、アルバイトなどの非正規雇用で生計を立てている人のことを指します。

この二つの間には一般職である場合、

  • 成果報酬なのか時間給なのか
  • 専門知識や実績が必要か
  • 請負契約なのか雇用契約なのか
  • 有給休暇が有るか否か

という差が存在します。

医師の場合は?フリーランス医?フリーター医?

じゃあ医師はどっちなの?フリーランス医師を名乗るのが良いのか、はたまたフリーター医師を名乗るのか、一体どっちが正しいんだ!ってなりますよね。 

まず前述した通り、フリーランスと呼ばれている医師はどのような職務形態をしているかというと、簡単に言えば「非常勤勤務だけで生計を立てている医師」という形になります。

前述した通り、一般的な職種のフリーランスとは定義が多少異なります。

これを踏まえた上で、先ほどの箇条書きの順に考察して見ましょう。 

成果報酬なのか時間給なのか

フリーランスの医師は前述した通り、非常勤のバイトをメインで契約している場合がほとんどです。

しかし契約方法は実に様々となっておりますので、今回は一般的な契約方法のフリーランス医師について語ってみようと思います。

基本的に定期非常勤バイトの契約は日給制(あるいは時給制)のことが多い傾向にあります。

1日勤務して8〜10万円程度の勤務が多いのではないでしょうか。

しかし、成果報酬や出来高制の契約ももちろん可能で、実際にそのような契約を結んでいる医師も多いのではないでしょうか。

僕も現在勤務している医療機関と、出来高制の契約をしているところもあります。

出来高制の契約は「働きに見合った報酬を払う」という面から考えると、医療機関側も医師側も損をしない良い契約方法ではあると思います。

専門知識や実績が必要か

まず、非常勤のバイト勤務のみで生活をしていく上では、医師として最低限の専門性は必要になってきます。

少なくとも専門科の医療知識は専門医レベルはあるに越したことがなく、これを求人案件の必須項目とする医療機関も少なくありません。

その上の細分化された更なる専門知識は、あればあるほど良い!という感じではあります。

ただ医師としてひたすら専門を突き詰めてはいるものの、その専門性が一般的にあまり需要がない場合は、かえって門戸が狭くなってしまう場合もあるので注意が必要です。

ですが、中には専門科の知識がなくても医師免許さえあればできてしまうような、比較的簡単な仕事も少なからず存在します。

このような仕事は定期非常勤バイトというより、スポットのアルバイトなどに多い検診業務や献血バイトなどに多くあると考えます。

なお、論文や学位などの実績は、非常勤バイトのみで生活をしていく上では正直なところそこまで重視されるものではありません。

請負契約なのか雇用契約なのか

請負契約というものは、「請負人が注文者に対し仕事の完成を約し、注文者がこの仕事の完成に対する報酬を支払うことを約する」という内容の契約方法になります。

一方で雇用契約というものは、「被雇用者が雇用主の指示に従い労働力を提供して、雇用主がそれに対して報酬を与える」という内容の契約方法になります。

なにがちがうの?という話になるのですが、大きく違う点は2つあります。

一つは成功報酬なのか否かという点になります。

請負契約では仕事の完成を約する必要があり、雇用契約では従事することが求められます。

例えば「内視鏡を5件で3万円」のような契約だと、5件以下では給与が出ない可能性があるということですね。

一方、雇用契約のように勤務が時間で決められたりしている場合は、0件でも10件でも同じ給与が出るという形になります。

もう一つは契約解除のルールについて大きな違いがあります。

雇用契約では、雇用主の都合で契約を解除する場合には、客観的かつ合理的な理由や、社会通念上相当と認められることが必要となり、急に理由もなく契約を解除することはできないようになっています。

一方請負契約では、請負人が仕事を完成しない間であれば、いつでも損害賠償を請求し、契約の解除をすることができると定められています。

これらのことを踏まえたうえで、医師はどちらの契約をすることになるのか?ということを考えてみますと、基本的には請負契約は存在せず、医師と医療機関との間は雇用契約を結ぶこととなります。

有給休暇が有るか否か

非常勤勤務で繋いでいる医師に有給というものは存在するのでしょうか?

ここで一度労働基準法を見ていただきたいのですが、

業種、業態にかかわらず、また、正社員、パートタイム労働者などの区分
なく、一定の要件を満たした全ての労働者に対して、年次有給休暇を与えなければなりません。

引用:労働基準法第39条

 と記載されており、非常勤であっても要項さえ満たしてしまえば有給は発生することとなります。

これは実はかなり知られていません。

というか大体の医療機関は、知った上で黙殺しています笑

フリーランスとフリーターのどちらが正しいかの結論は?

というわけで4項目にわたってフリーランス医と呼ぶべきか、あるいはフリーター医と呼ぶべきか比較検討して見ましたが、フリーランスとフリーターで考えると結論として現在フリーランスと呼ばれている医師は、世間一般でいうと両者の中間に近い存在となるのではないかと思います。

しかしフリーランスの医師は成果報酬や出来高制の契約を結ぶことにより、中間からどんどん一般的なフリーランスにどんどん近づくことができます。 

そのために必要なのが専門知識や実績となってくるわけなのです。

なので結果としてフリーランスと名乗るにふさわしい存在になるのだと僕は思っています。

あとフリーターよりフリーランスの方が響きがかっこいいよね? 

フリーランスの医師とは一体なんなの?まとめ

フリーランスの医師というものに関して、一般的なフリーランスと比較し、本当に呼称があっているのかから、非常勤バイトやスポットバイトと比較してどのような働き方をしているのかまでかいてみました。

とにかく稼ぎたい方や、逆にギリギリだけ稼いでできるだけ自由が欲しい方などが向いている働き方かと思います。

フリーランスがきになる方は、実際にフリーランスがどんな生活を送っているか、n=1ではありますが僕の生活を参考にして見てはいかがでしょうか

フリーランスとして働きたい方におすすめの医師転職サイト

順位 医師転職サイト名 公式サイト
1位 マイナビDOCTOR ▶ 公式
2位 エムスリーキャリア ▶ 公式
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4位 医師転職ドットコム ▶ 公式
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筆者:おると
整形外科専門医・認定医を複数もち、東京を中心に関東で活動するフリーランス医師。
フリーランス医師としての転職経験をもとに、医師転職、非常勤勤務、スポット求人など、医師キャリア領域に関する情報を発信している。
医師の退局・退職サポート実績は延べ1000件以上あり、医師転職やバイトに関してm3.com、MedPeer、AERAなど様々なメディアで連載、掲載経験をもつ。
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