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医師の転職での失敗を体験談から考える

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医師の転職の失敗を失敗例の体験談から考える
医師にとっての転職というものは、ある程度の大きなイベントであり、確実に成功させたいものではあります。

しかしこの世には成功する医師だけではなく、もちろん失敗する医師もいるのは考えれば明らかです。

今回は転職活動での具体的な失敗エピソードについて考えてみましょう。

転職した医師の失敗内容とその傾向は?

実際に転職に関する失敗は非常に多く、僕も「仕事についてみたはいいものの、思っていた感じと違って失敗した!」と思った経験は幾度もあります。

実際に転職した医師が失敗した内容については、

  • 事前に聞いていた内容と転職後のギャップについて 30.2%
  • 条件の確認・交渉に関して 22.6%
  • 医師転職サイトの利用に関して 17.0%
  • 退職に関して 9.4%
  • その他 20.8%

引用:https://www.dr-10.com/lab/stories-of-failure-about-doctors-job-change/

というアンケートがあります。

では具体的にはどのような失敗をしてしまったのでしょうか?

それでは中身を順に軽く見てみましょう。

転職活動における失敗内容の詳細とその対策

事前に聞いていた内容と転職後とのギャップについて

  • 労働環境が思っていたものと違った。
  • 患者層が思っていたものと違った。
  • 経営陣が色々無茶苦茶であった。
  • 医師同士の人間関係が悪かった。

事前に聞いていた内容の転職後のギャップについての考察

これらに関しては、基本的に医師転職会社から情報をしっかり収集すること、面接の時にしっかり施設見学することなどにより、ある程度は回避可能な内容となります。

医師転職会社から紹介された案件はしっかりと吟味し、質問をしっかりして情報収拾をするのが基本です。

そしてひとまず情報を持ち帰って、ほかの医師転職会社に相談してみることにより、情報が妥当なのかどうかを検討するのが良いでしょう。

相談するだけなら無料ですからね!

条件の確認・交渉に関して

  • 要望が通らなかった。
  • 契約して働き始めたら、以前に聞いた話と内容が違った。
  • 突然契約の変更を迫られた。
  • 口約束で騙された。

条件の確認・交渉に関しての考察

これに関しては絶対に必要なのは、契約をするときにしっかりと雇用契約書を作成するということにつきます。

口約束でも契約を結ぶことは法的には可能なのですが、あとで言った言わないのトラブルにもなりやすく、極めて望ましくないのはもはや常識なのですが、医師は今までにしっかりと雇用契約書を作成せずに外勤バイトなどに行ってたりなどする場合もあり、警戒心があまりない方が多いです。

僕自身もそうですし、周りの医師の中にも雇用契約書を作成しないことにより多大な不利益を被ったという方を何度も目にしています。

転職は医療機関との契約となり、あまりに内容が雇用契約書と違う場合は速やかな退職も可能です。

必ず作成しましょう! 

医師転職サイトの利用に関して

  • 動いてくれない医師転職会社に任せてしまった。
  • サイトを眺めているだけで動かず、時間を浪費した。
  • 採用決定後にその医療機関の悪い情報を出された。
  • 医師転職会社の得手・不得手を理解するのに時間がかかった。
  • とんでもない条件のクリニックと契約させられそうになった。

紹介会社の利用に関しての考察

こちらに関しても、医師転職サイトに複数登録し、比較検討することにより、早い段階で対処することが可能になります。

エージェント同士を競わせることにより、案件をいち早くゲットでき、得た案件の情報を他エージェントに相談することにより医療機関の情報をより多く得ることができます。

得手・不得手は初めからわかる場合は少ないので、複数エージェントをつけることにより数でカバーし、厳選していく戦法です。

合わないエージェント、作業が遅いエージェントなどは、医師転職サイトに連絡を取って変更をしてもらうことも可能ですし、関係を切ってしまっても最悪構いません。

退職に関して

  • 退職希望を認めてくれなかった
  • 退職のタイミングを自分の意図より先に伸ばされた
  • その地域で働けないようにするなど圧力をかけられた
  • 患者の引き継ぎでトラブルになった

退職に関しての考察

退職に関しては法律が関与するところが多くなってきますので、適切に対処をすれば大体何とかなります。

基本的には話し合いには全て録音するくらいの意気込みでいきましょう。

録音に関しては、相手側に録音する旨を伝えずに録音する「秘密録音」でも問題ありません。

秘密録音は違法なんじゃないの?とか無効なんじゃないの?と思われがちですが、最高裁判例においては「秘密録音は違法ではない」とされており、反社会的な行為を用いない限りは、秘密録音は裁判における証拠能力も認められるとされております。

円満退職が理想ですが、あまりに悪質な場合は弁護士をつけて戦うことなどを視野に入れたほうがいい場合もあります。

退職に関する弁護士への相談は、高額な報酬を要求してくる弁護士などもいますので、まずは無料相談などの敷居が低いところから行ってみてはいかがでしょうか。

それだけで解決する場合も少なくありません。

その他

  • 知り合いに誘われ、断るのに苦労した
  • 二択で選んだ病院より、もう一方の方がよかったと気づいた
  • 面接で気さくに行きすぎて落とされた
  • 転職先が決まらなく不安になって焦ってしまった
  • うまく転職できずに不本意なバイト生活を1ヶ月やることになった

その他の考察

よく考えて行動しましょうね(白目

医師の転職での失敗を体験談から考えたまとめ

転職は医師が豊富な経験を持つ場合が少なく、失敗することも多いです。

しかし情報をしっかり収集し、転職の経験が豊富な医師転職サイトのコンサルタントをしっかり味方につけることにより、失敗する確率を減らすことはできます。

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